えらいてんちょう『しょぼい起業で生きていく』『しょぼ婚のすすめ』著者や本の紹介

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1、はじめに

 僕がえらいてんちょう(以下えらてん)さんの著作に出会った時の話を軽く。

就職するのも進学するのもいまいちピンとこなかったけど、とりあえず就活していた時、たまたまtwitterをみていた時タイムラインに流れてきたのがえらいてんちょうさんの『しょぼい起業で生きていく』でした。

その時は結構大学卒業後の進路とか、自分の行く末とかわからなくなっていたので、なんか参考になるかなと思って手に取ってみました。

読んでみたら結構面白かったので、二冊目の『しょぼ婚』も読んでみた、という感じです。

 

2、著者の紹介

 えらてんさんは、この方は大学在学(慶應義塾大学)中から起業、以後自営業や起業コンサルティングなどやっているようです。
最近はtwitterやyoutubeでの活動、NHKから国民を守る党(N国党)に対する批評を書いた『「NHKから国民を守る党」の研究』の出版等で積極的な言論や政治活動を行っているようです。

28歳男性、既婚で二児の親とのこと。

ご本人の自己紹介サイトTwitterがソース。僕は彼の活動を全て追っているわけではないので気になる方はチェックしてみてくださいね。)

 著作はいくつかありますが、今回紹介するのは『しょぼい起業で生きていく』と『しょぼ婚のすすめ』の2冊です。

3、書評

3−1、『しょぼい起業で生きていく』

『しょぼい起業』はてきとーに起業してみたらなんとかなったよという話です。

起業と聞くと綿密な計画、突出したアイデアなどかなりハードルが高い印象がありますが、できる範囲から自営を始めることができると。

フットワークの軽さとか会社経営のアイデアとかを考えると普通に起業って大変では?と思わなくもなかったですが、会社勤めはが合わんという人には普通に実現できそうじゃないですかね。

 『しょぼい起業』には、「就職活動なんてやってられない」「満員電車に乗って会社に通うのが無理」という理由で「消去法的に」起業したと書いてありました。

確かに、就職以外の生き方も存在するし、就職=善ではないな、と。

この本をきっかけに自分の大学卒業後について、自分の気持ちと照らし合わせながら柔軟に考えられるようになったと思っています。

無駄な(全部無駄というわけではなく、過剰な)社会的な規範とプレッシャーから解放された感じ。

世間一般の考えには自分の意思や希望が反映されているとは限りません。
いわゆる「普通」がいつも自分に合っていればよいのですが、でも、「普通」でいられなくてもまあなんとかなるんだな、と思えたのはよかった。

3−2、しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!』

 『しょぼ婚』は、いろいろ拘らずに結婚してみれば社会的にも経済的にもメリットが大きいという話、夫婦関係をうまくやる方法についてが大きな二本柱で書いてあります。

 社会的・経済的メリットというのは、例えば結婚していることは世間や会社において他社から信用されるということです。
この人は結婚しているから本当にヤバい奴ではないし、家族を残して逃げたり借金まみれになったりしないよな、という箔が付くという訳です。
そうするとマンションやお金を借りたい時は楽に借りれたりする、みたいなメリットがくっついてきます。
それから、税制面で優遇があったり生活する場所を共有するから一人で生きるより安上がりだよねー、だからさっさと結婚しようぜ!というのが主張です。

 でもいきなり結婚したら相手の人柄とか心配だし、仲良くやってけるかわからんなぁ…、とほとんどの人が思うかと思いますが、
でも結婚してみたら結構相手に合わせられるし、関係がうまくいくコツを掴めばそんなに問題ないよ、というのが後半の内容です。

 結婚に対する考え方が「普通」の考えに縛られてたな、と思わされました。

それから、夫婦(パートナー)関係に限らず人付き合い全般に役立つ指南だと思います。

例えば、「お互いのパフォーマンスを高める方法」という節の文章を紹介しますと、

その場ではニコニコ転がされておいて、別の場面で相手に何かをやってもらったら、それに大してニコニコしてお礼を言って転がし返す。

『しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!』より

 つまりお互いに褒めまくってお互いにニコニコしとけばサイコーじゃん、ということなのですが、ささいなことでも感謝してもらったりすると嬉しいじゃないですか。こういう、忘れてしまいがちだけど大切なことを思い出させてくれるなと思います。

「年齢を重ねるごとに自分の結婚市場における価値が下がる」といった趣旨のことが書いてありちょっとゾッとしましたけどね…コワイね…

4、まとめ

 いずれの本もジャンルとしては実用書だと思いますが、意識高い系ビジネス書とは違って意識低い系実用書といいますか。

労働・結婚・再生産という社会の規範にきちんと乗っかっているけど、その規範へのアプローチ方法は独自の方法を取っている感じです。

起業を明日から急にやろうと思ってもできないけど、いろんなところですぐ取り入れられる人生を軽く生きられるコツがありました。


 『しょぼい起業』は僕にとって、就職って自分に合っているんだろうか?と悩んでいた時に読んだので、それ以外の生き方でもなんとかなるんだな、と思わせてくれてかなり気が楽になりました。

 普通の生き方にちょっと疑問のある人、起業してみたいけどどうしたらいいんだろう?と思っている人は『しょぼい起業』、結婚を迷っている人や結婚ってどんなもんだろう?と思っている人は『しょぼ婚』を読んでみたらいかがですか。

 えらいてんちょう、pha、プロ奢ラレヤーの三人の著作を読んで考えた、生きやすくなるための考察をまとめているので、是非。

それでは、adios.