えらいてんちょう・pha・プロ奢ラレヤーの本から考えた生きやすくなるためのコツ

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 居心地よく生きることがこのブログというか僕のテーマなんですけど、この御三方の著作は「普通に」生きることにどことなく違和感を感じていたり居心地の悪さを感じていたりする人にとって刺さる本だな、と。

彼らの本を読んで僕が考えた生きやすくなるためのヒントを記してみます。

1、はじめに

 大学に入学した時から拭えぬ不安感。
大学を卒業したらどうなってしまうのだろうか。

今まで、小学校を卒業したら中学校、中学校の次は高校、高校の次は大学、とほぼ確定的なレールが僕にはあった。

高校卒業後、就職する友人も居たがちょっと勉強が出来たので自分には大学に行く以外の選択肢がなかった、しかし大学の次は?自分で目的地を定め、向かわねばならぬ。

大学は初めて自分自身と向き合わなければならない場所だと分かった。

 就職するのも進学するのもいまいちピンとこなかったけど、とりあえず就活していた時、たまたまtwitterをみていた時タイムラインに流れてきたのがえらいてんちょうさんの『しょぼい起業で生きていく』でした。

そのとき、働くとは何か、生きるとは何か、本当にわからなくなっていたのでなんか参考になるかなと思って手に取ってみました(厳密に言えば電子書籍なのでダウンロードしました、になるけど)。
それからphaさんやプロ奢さんの著作に移っていきました。

 彼らの名前はネットで見たり本屋の平積みからちらりと知っていましたが、正直胡散臭さがすごくて興味を持てないでいました。
だから『しょぼい起業』に手を出せたのはよい時の巡り合わせだったな、と思っています。

 この御三方は境遇や価値観等違っている所も非常に多いですが、皆さん共通して一般的な「社会人」だったり社会規範に対するオルタナティブな生き方と価値観を持っています。

 他にもこんな面白い人がいるよ!本があるよ!というのがあれば教えていただければ読んで感想を書きたいと思います。今回紹介する方たちはたまたま僕がその本を読んだというだけなので。
 

 なお、著者一人一人の経歴や個別の著作の紹介は別記事にありますので、よろしければご覧ください。以下にリンク貼っておきます。

えらいてんちょう

pha

プロ奢ラレヤー


2、彼らの著作の感想や考えたことなど


 この三人が共通して語っていたことは、「なんとか生きていける」という安心感
日本で生きている以上、生活保護や健康保険制度などを駆使していけば最悪死なない。だからなんとかなる。みたいな感じです。

 読んでいて思ったのですが、憲法25条で保障されている「健康で文化的な最低限度の生活」と社会通念上の最低限度の生活って乖離してるなと。

 憲法13条では「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」が保証されていることと併せて、無理をしながら生きる必要はないんだなと思います。

 共通点としてもう1つ、新しい形でのコミュニティ回帰です。
近代になると西洋的な個人化が進み、助け合い精神みたいなコミュニティを軸にした暮らしが崩壊したと言われています。

 自己責任論が最近流行っていると感じますが、自己責任論ってちょっとの失敗を微塵も許さない危険性を孕んでいます。

 しかし、彼らは自分の望むように生きつつも、自分を中心とした持ちつ持たれつなコミュニティを作って生活しています。そのコミュニティはご近所さんなどの物理的で離れがたい関係ではなく、インターネットを中心とした緩い関係が軸となっています
 (「軸」というのは、えらてんさんの店舗、phaさんのギークハウス、プロ奢さんの奢る−奢られはネット上で知り合った人同士が物理的な場所で会うから「軸」という表現を使っています。)

 僕もそうなんですけど、他人に頼ることの心理的障壁をすごく高く感じてしまう人多いと思いますが、もしかしたらそれは過剰かもしれないと。
 自分が他人を頼ってみれば相手から頼られ、ギブアンドテイクの健全な関係が生まれる、ごく当たり前のことかもしれませんが生きやすくするために大切なことだと思いました。

 持ちつ持たれつの関係というのは個々の認め合いとも言えます。自分の弱点と相手の強みを理解していないとこういう関係は生まれませんから。
価値観とかライフスタイルとか全てが合致していなくても互いに尊重できる部分が少しでもあれば大丈夫だと思います。
ちょっとでも、今よりも他人を理解しようとすれば楽に生きられるような気がします。

 あと、自分の人生に真摯に向き合っているなと。なんとなく流されて、それでもいいや、ってならずに自分なりの生き方を取っています。生きることへの意志の強さといってもいいかもしれません

 今回紹介した方々は普通の生き方ができない・やりたくないという理由で消去法というか成り行きでオルタナティブな生き方をしていると思いますが、普通の生き方にのっかるという低コストで低リスクな生き方を放棄しているわけですから、生きることへの意志の強さという表現はあながち間違ってはいないでしょう。

 逆を返せば、一方で、意志が強くなければ新しい生き方をとるのは難しいような気もします。例えば、てきとーに起業して楽して儲けようとか思って本当にいいかげんに経営したら成り行かなくなるのは明白ですよね。
 借金を間に合わせようとして消費者金融を何件もハシゴして、闇金に手を出して首が回らなくなったりしたら自分だけでなく家族や友達まで不幸せになっちゃいます。

 これは極端な例ですが、起業するにしても新手のニートになるにしても、オルタナティブな生き方を選ぶだけの覚悟が必要というわけです。

 失敗しても大丈夫だけど、生きることに真剣にならなきゃいけない
どうやって生きるにしても、多かれ少なかれ生きることはそれだけでリスクを抱えているということを常に頭に入れておかなければな、と思います。

  人生を攻略するためにはこの言葉が大切と思います。「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」。これは『孫氏』からの言葉ですが、敵についても自分自身についてもよく理解していれば絶対勝てるという意味です。

 この言葉を本記事の文脈に当てはめて解釈するとこんな感じでしょうか。
どういう風に生きたら苦しみを感じずに生きやすくいられるか?そのためにどうしたらいいか?最低限の自分の希望は何か?をしっかりと考え、思い切って生きてみることが大切なのではないか。

それで失敗してもセーフティーネットがしっかりしている日本なら死ぬことはないのだから。

 総括

普通に就職するのも大学院進学もなんか違うような感じをずっと抱いていました。
でもこれらの本を読んで自分の希望とか生き方を見つめ直してみたら、就職も進学も今までとは別の文脈で捉えられるようになった気がします。

僕には今回紹介した方々みたいにさっぱりと普通を手放す程の強さはありませんが、生きにくいと感じていた部分は別のやり方で変えるか逆に長所としてポジティブに捉えるなどしてそこまで苦しまずになんとか生きていけると思えています。

 なんとなく面白そうだからこの御三方の本を手に取る方も多いと思いますが、生きづらさを抱える人にとって有益な読み方もできるよ、という話でした。


 読んだからといって急に日常が変わる訳ではないですけど、自分のことを考えるきっかけにしてみてはいかがですか。

参考文献一覧

えらいてんちょう

pha

プロ奢ラレヤー

 

それでは,adios.