何かが上達するということ

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大学生はまだ夏休み中。

普段の忙しさとうってかわって、突然の静けさ。その静けさに堪え切れず、進んで雑音の中に赴く。たどり着いた場所は、カラオケボックス。

僕は歌を歌うことが好きです。歌に集中していれば自分自身について考えなくてもいいですから。よい、自己逃避の手段です。

もっと上手に歌いたいと思ってボイストレーナーが書いた本を読んでみたところ、歌を上手に歌うためにはいろいろな歌手の歌い方を完璧に身につければ、色々な歌い方が自分なりに構成されてオリジナリティが生まれるといった旨が書いてありました。

上達するためには、真似から始める。

なにに対してもこの考え方が応用できると思うのです。

上手なスピーチや文章、小説、絵や音楽。いろいろな人の技術を、自分を軸として再構成してオリジナリティのあるものを作り出せる。

自分の経験は全て役に立つ。それがオリジナリティの源泉だと思います。

剣道では「守破離」という言葉がよく使われます(他の武道はどうでしょうか?)。これは上達のステップを示していて、まずはじめに先生の教えを「守」り、次にその教えを「破」って、最終的に師を「離」れて一人立ちするという意味です。この言葉は剣道に限らずいろいろな分野に応用できると思います。

卒業論文などを書く前に「どうして先行研究なんて調べなきゃいけないんだ」と思った経験はありませんか?僕はずっと思っていました。

しかし、この理論に基づくと、誰かの真似の延長線上に新しい発見があるということです。全く新しいことに思われても、実はどこかの延長線上にあるといっても過言ではないでしょう。

面倒に思っても素直に今までの成果を尊重して、その先に自分があるように心がける。まずは真似から始める。これが上達の秘訣だと思っています。

9/10  3日坊主脱出を目指して