生ビールの「生」って何?対義語は?

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 アルバイト終わって、なんかご飯でも食べて帰ろうか、と街を歩いているとあるお店に「生ビールサービス」との看板を発見。
 お店で出てくるビールって全部生ビールって書いてあるよな…生ビール以外のビールってないのか?対義語は乾燥ビールなのか?とか考えてたら気になって仕方なくなり、某牛丼チェーン店で牛丼を食べつつすぐ調べ始めました。

本日のお品書き

  1. 「生」ビールとは、対義語とは
  2. 生ビールじゃないビールはあるのか

1,「生」ビールとは、対義語とは
 まず困った時はWikipediaを参考にします(大学生のレポートでwikipediaを参考文献にして書くと怒られます。めんどくさがらず本を読もう、と大学1年の自分に教えてあげたいです)。
以下、「生ビール」の記事を参考にすると、まず生ビールの定義は

生ビール(なまビール)とは、日本において熱処理をしていないビールを指す。

「生ビール」 Wikipediaより

とのことです。熱処理をする意味は殺菌のためです。ビールは麦を発酵させて作る飲み物ですから菌(酵母菌)がいないことには始まりませんが、殺菌処理をしないと鮮度が保てません。ビールが日本で製造されはじめた当初(1870年ごろ)は、醸造所近くで提供されたり冷蔵庫で鮮度が保たれたりするビールだけ非加熱、つまり現在でいう所の生ビールとして販売されたそうで、基本的には加熱殺菌をして出荷されていました。
 ですが技術が進歩して、1960年代頃からフィルターで濾過したり滅菌容器を使ったり、冷蔵庫が一般に広まったりするなどして加熱しなくても殺菌処理ができるようになったり鮮度を保てるようになったりして、現在の生ビールという呼称が定着したそうです。補足すると、熱処理をしていないビールは全て生ビールですから、酵母菌が殺菌されていようといなかろうとどちらも生ビールというわけです。
 つまり、本来は生ビールと生じゃないビールは別物でした。ところが現在では生ビールがビールのほぼ全てを占めるようになったから、ビール≒生ビールと認識されるようになった、という経緯です。なお、生ビールとドラフトビールはほぼ同義とのことです。

 ちなみに、上記の生ビールの定義の文で「日本において」と書いてあるのがひっかかった方もいらっしゃると思います。外国では、加熱処理してるけど樽に入っていればドラフトビールになるとか、熱処理していなくても瓶に入っているからドラフトビールじゃない、みたいなルールがあるそうです。しかしながら、外国製のビールが日本に輸入されると加熱の有無によって生ビールかそうでないか分けられる、つまり日本に入ったら日本の基準でビールが分類されるそうです。なんとややこしい。

 ところで生ビールの対義語はといいますと、ここまで読んだ方にはお分かりだと思いますが、熱処理ビールということになります。

2、生ビールじゃないビールはあるのか
 なんとWikipediaには生ビールじゃないビールの一例がご丁寧にも載っています。

アサヒビールの「アサヒスタウト」、キリンビールの「クラシックラガー」、サッポロビールの「サッポロラガー」などが挙げられる。

熱処理ビール|「生ビール」,Wikipedia

ここにはラガービールが一例として挙げられていますが、ラガービール=熱処理ビールではなく、ラガーとは発酵の方法を指しているに過ぎないそうです。ラガービールは味が重たい印象がありますが、それが加熱の有無によるものなのかどうかはわかりませんね。
 ラガービールじゃない熱処理ビールとかも探せばあるかもしれません。熱処理の有無で味が変わるのか?ビールに詳しい方がいらっしゃればぜひtwitterまで。

 忘年会シーズンですからお酒を飲む機会が多くなる頃だと思います。無理な飲酒は避けて(20歳になりたての人とか特に!)、お水を飲みつつ適度に楽しく過ごせるといいですね。忘年会の話のネタで本記事で説明してきた生ビールの話をしてみたらどうでしょうか?

 それでは、adios!