大学生の第二外国語のおすすめは?(仏・西・露・独・中など)

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はじめに

僕の学習歴は、正式な第二外国語としてはフランス語を選択して授業を2年間受けました。スペイン語は1年、ロシア語は半年、ドイツ語と中国語は入門書を一通り独学した程度です。

僕の大学では様々な種類の外国語の授業が開講されていて、語学を愛する者としてはいろいろやるしかないと。浪人生の頃から外国語への憧れがあって、受験になにも役に立たないドイツ語の入門書とか読んでました。

では実際に学習してみての感想と授業や受講者の感じなどを総合して各言語の紹介をしたいと思います。勉強にかけた時間が各言語で異なるので若干偏った解説になることをご了承下さい。

 本心としてはとにかくいろいろな言語を勉強してほしい!と思っているのですが、外国語が好きな人ばかりではないと思います。
本記事が第二外国語を1つだけ選ぶ助けになれば、と思います。


一部第3、第4外国語を勉強してみたい方や趣味で外国語を勉強したい社会人の方にも役立つかなと思います。

大学に入ったら英語ちょっと頑張って勉強したいなぁという方は「英語カテゴリの記事」ならびに「目的別・英語試験の解説<就活/留学/趣味>」の記事もご参考になるかと思います。

1、フランス語

この中で僕が一番熱心に取り組んだので、必然的に一番詳しく書けます笑

 国際的な立ち位置として、フランス語は英語に次ぐ国際言語と言っても良いでしょう。19世紀から20世紀のフランスによる帝国主義政策によって、現在でもフランス語を使用している国や地域はかなり多いです(ヨーロッパ、アフリカがメイン)。
 国連の公用語の1つでもあり、話者人口も多いです。日本でもフランス語は度々使われており、例えばブーランジェリー(boulangerie、パン屋)とかガトーショコラ(gâteau chocolat、チョコケーキ)なんかはフランス語です。

 学問的には、ルソーなどの18世紀の啓蒙主義の思想家や、サルトルとかサン・テグジュペリなどの20世紀の思想家・文学者など偉大な成果がフランス語で記されています。人文科学系の学問を専攻するつもりの方は、しっかりと勉強できればかなり強みになります。

 難易度ですが、難しい部類に入ると思います。アルファベットを使用しますが、英語やローマ字とはかなり異なる読み方をしますし、発音が難しいです。”r”の発音なんかは苦手になりがちともっぱらの評判です。

 また、英語にはない概念ですが、動詞の活用というのがやっかいです。”aimer”(好む)という動詞は、主語によって je aime, tu aimes, il aime, nous aimons, vous aimez, ils aiment,と変化していきます。単語や時制によって語尾がいちいち変わるので、暗記は結構大変です。ですが、つづりや意味が英語と似ている単語があるのはちょっと救いです。

 フランス語はメジャーな第二外国語ですから、受講者多めで開講されている授業も多めでした。おしゃれな印象からか、受講者は女子が多かったです。

フランス語検定(英検のフランス語版みたいなやつ)を受ければ単位認定される大学もありますよ。

2,スペイン語


 

スペイン語は、スペインの海外植民の影響でスペイン・ラテンアメリカ地域で広く使われています。話者数はかなり多めです。セルバンテスのドン・キホーテ(don quijote、驚安の殿堂ではないです)とかが有名でしょうか。

 スペイン語は理系の方などがさくっとやるなら簡単、がっつりやるなら大変という感じです。つまり初級レベルだったら楽しく楽に勉強できると思います。

 発音に関してはほぼローマ字読みでいけるので楽です。
フランス語と同じくラテン系の言語になりますので、主語や時制による動詞の活用があります。
個人的にはスペイン語の動詞の活用は、線過去・点過去・単純未来などのの時制による違いと、規則的に活用できない不規則活用動詞が多くて、フランス語より勉強が大変でした。(テストが結構ギリギリでした…)

 受講者は男女がだいたい半々といった印象です。旅行好きな方には結構おすすめ。

3、ロシア語


 ロシア語は名前の通りロシアで使われている言語ですが、ロシア周辺の言語はロシア語と同じくキリル文字を使用している言語もありますので、ロシア・東欧に興味がある方にはおすすめできます。
 僕のイメージではロシアといえば文学。トルストイ・ドストエフスキー・トゥルゲーネフなど、とにかく有名な文学者がたくさんいます。ロシア文学、いいですよね。あとソ連関連ですね。

 ロシア語は最初が難しく後からは普通、がっつりやったらかなり大変という感じでしょうか。
まず文字がキリル文字を使っているので覚えるのが大変です。基本的にアルファベットに対応しているので、どの文字がどのように発音するか覚えてしまえば発音はできます。
また、発音が英語と同じ単語も結構あるので慣れてくると結構楽にできるようになります。

 ロシア語にも活用があるのですが、動詞だけでなく前置詞や名詞も活用します。深くやろうと思ったら結構大変です。僕は動詞以外の活用が難しくて半年で挫折しました。ですがキリル文字が読めるようになったので、発音とかは楽しく今でもできます。

 ロシア語は男子が多めだった記憶がありますが、そもそもあまりメジャー言語ではないので受講者少ないです。その分、先生は優しくしてくれました。ロシア文学が好き、ソ連にロマンを感じるみたいな人にはおすすめです。

4、ドイツ語


 以下、独学と人づてに聞いた情報しかありません。
ドイツ語は学問的にはピカイチの言語で、医学関連、カントやハイデガーなどの思想家、ゲーテやカフカなどの文学者などオールマイティーに活躍しています。話者は基本的にドイツ近辺です。

 ドイツ語は読みはほぼローマ字読みでできるので発音は簡単です。ですが、語順が結構フリーダムに変わる(例えば英語は主語+動詞+目的語)のと、「格」という日本語でいうところのてにをはにあたる名詞の活用とかが難しくて僕は挫折しました。

 名詞はAという単語とBという単語を組み合わせたらそのままABとなるみたいに、2つの単語をくっつけてひとつの名詞にしたりするらしい。(漢字でいうところの、書を読むが読書になるみたいな感じ)

今思えば、フランス語やスペイン語とかとさほど難易度は変わらないと思います。

 男子の方が人気なイメージですがメジャー言語なのでそこまで気にしなくていいかな、と思います。学問や読書に役立てたいならドイツ語は間違いない。

5,中国語


 中国の人口はとにかく多いので中国語は話者数では一位です。日本にとっては馴染みの深い言語ですし、ビジネスで求められる機会も最近はかなり増えてきています。大学で学ぶのは北京語(標準語)だと思いますが、中国語といっても地方ごとに全く異なっているので別の地域の人が話すと通じないなんて話も聞きます。

 なんといっても漢字を使用しているので意味はわかります。それに高校で漢文の授業があるので、最初から文字を見てある程度意味はわかると思うのでかなりとっつきやすいと思います。

 語順は主語+動詞+目的語型で英語に慣れていれば普通にできると思います。
しかし発音がかなり難しく、平仄という語尾や語頭を上げたり下げたりするやつがかなり習得困難です。それにこの平仄がおかしいと聞き取ってもらえないという厳しさ。話そうと思ったら訓練が必要です。

 将来国際ビジネスで活躍したい方、中国をもっと理解したい方にはおすすめです。メジャー言語なので受講者、授業ともに多く、友達との情報交換にも困らないはずです。単位の取りやすさ的にはおすすめな言語です。

6,その他の言語(イタリア語、アラビア語、朝鮮語)


 自分でも深く勉強したことはありませんし、あまり他人から聞いた情報もない
ですが一応紹介しておきます。

 イタリア語はラテン語系統ですのでフランス語、スペイン語と似ているところが多いです。特にスペイン語との類似性はかなり高く、スペイン語の先生が時々イタリア語と混じるなんて言ってました。フランス語やスペイン語を勉強した後の第三、第四外国語にもお勧めできますね。

 アラビア語は大学の授業で教えられるのは正則アラビア語といってフォーマルな言葉/書き言葉で、1〜2年やれば、辞書をひきつつ文章を読めるようになるようです。実際の会話で使用されるのは話し言葉(それも各地域で違いが大きい)なので、実際会話で使ってみたら正則アラビア語が通じないなんてこともしばしばあるそうです。

 朝鮮語は日本語と文法構造が極めて近く、学習のハードルはかなり低いと聞いています。韓流カルチャーとかに興味がある人多いと思いますので、とりあえず勉強してみるのもいいと思います。ちなみに朝鮮語は日本語と同じく、語系不明の言語らしいです。

さて、今回のまとめです。

  • 自分の興味のある言語をやるのが一番!どれもそれなりに大変だし簡単な所もあります
  • ・自分の大学での研究に生かしたいならフランス語orドイツ語が無難
  • ・さくっと単位をとりたいorビジネスとかで使いたいなら中国語orスペイン語

みたいな感じですかね。


第二外国語って入学前に決めなきゃいけない場合もあって結構困ると思いますが、この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

それでは、adios(これはスペイン語!).